内村っ娘の会とは

私たちが住んでいる地域は、長野県の松本市から上田市にぬける、国道254号線が通る谷間の里です。この道は中南信州と東信州を結ぶ近道として利用されています。
 昔は谷間の里は、内村と呼ばれており、時代を経て丸子町、上田市と行政区が変わりましたが、地元の人たちは内村という名前を愛しています。内村というのは「おらが村」という意味です。
 この小さな地域には歴史ある天然の三つの温泉があります。鹿教湯温泉、大塩温泉、霊泉寺温泉です。総称して丸子温泉郷と呼ばれています。

春は山にこぶしの花が一面に咲き、残雪と見間違えるようです。木々の表情ある色の芽吹きが一斉に始まり、山桜に山がかすみます。初夏にかけてはニセアカシヤの白い花とむせかえるような甘い香り、 そして里一面鮮やかな緑に囲まれます。秋にはリンドウの濃い紫色と、日々変化する山々の紅葉が美しく、清流に散る赤や黄色が里を華やかにします。この地の冬は寒さが厳しいですが、体をシャンと させる寒さや、温泉に温まりながら雪景色を楽しむのも冬ならではの味わいです。四季折々の心を癒される風情と、美ヶ原のすそ野に位置するこの地の草や木は80パーセントが薬草といわれており、土地 の食文化と、温泉の効能とが一緒になり、長期保養者が多く人と人との豊かな交流があります。

この地を愛してやまない私たちは、今まで、家業や家庭の外で表面に立って活動をすることはありませんでしたが、女性でも皆で力を合わせれば地域のお役に立つかもしれないと、名前と気持ちは若々しく 「内村っ娘の会」と称して立ち上がりました。
 メンバーは、宿泊業、農業、商業、主婦など多種多様です。会の活動は地域の魅力を情報発信すること、無理をせず楽しみながら事業をすること、私たち自身がこの地に生活していて良かったと思えることです。
 初めての経験で戸惑うことばかりですが、家族や周囲の人たちに支えられ元気に活動をしています。

丸子温泉郷所在位置
丸子温泉郷所春夏秋冬イメージ
内村っ娘の会活動写真